子供に会いに夫婦で鳥取へ

27 11月, 2019 (18:04)

夫と一緒に春の暖かい時期に鳥取に旅行に出掛けました。移動手段は、新幹線で岡山へ向かい、そこからは特急八雲に乗って鳥取県の米子に行きました。旅行と言っても、子供が米子に住んでいるので会うついでに米子を観光するという旅でした。この季節を選んだのは、以前鳥取に行った時に日本海からの風があまりにも強くその寒さがとても辛かったので、春という時期を選んで子供に会って米子観光を楽しむという目的のために行きました。

また、先日懸賞で当たったエントランス日帰り旅行に行った際、バスでの移動中に夫はずっと寝てしまい景色を楽しむことを忘れていたので、今回の旅では車中からの景色を写真に収めたい!と、新幹線の中で流れる景色を自慢の一眼レフカメラで撮っていました。車内からの撮影はなかなか難しかったようで、最後は寝ていましたが。

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米子に着くと子供が、観光名所を案内してくれました。最初に行ったのは、野鳥が好きな夫のために水鳥公園に連れて行ってくれました。そこには、ボランティアの方がおられて解説まで聞くことが出来て野鳥が好きな夫はとても喜んでいました。その後に、水木しげるロードに連れって行ってくれました。水木しげるさんのゲゲゲの鬼太郎は、子供と一緒に昔よく見ていたので何だか初めて来たのに懐かしいような感覚になりました。

食事は境港の魚が美味しいというので夫と子供と3人でお刺身をお腹一杯食べました。しかし、今までに食べたお刺身とは違い新鮮で、お刺身ってこんなに美味しかったかなと思うほどの美味しさで夫も喜んでいました。料理も夫は一生懸命一眼レフカメラで撮影していました。スマホの方が簡単できれいな気がしますが。

米子に住んでいる子供が車で案内してくれたので、公共交通機関などを利用しないで、とても楽に移動することが出来ました。一番面白かったのは、お菓子の壽城です。子供から壽城に連れて行ってあげると言われた時には、てっきりお城が米子城跡以外にもあるのかと思っていました。しかし実際に行ってみると、米子城をモチーフにしたお菓子屋さんでとても驚きました。しかも、本格的なお城でこれがお菓子屋さんとはとても思えず驚きました。

この壽城の中には、テレビでも話題になった「すなば珈琲」もあり鳥取しかないお店だと思い中に入り「すなば珈琲」を堪能しました。売っているお菓子もどれも美味しそうで、ここでいろいろなお菓子をお土産や自宅で食べるように買いましたが、どれも美味しそうでついお菓子を買い過ぎてしまい子供から、そんなに買うのと呆れられてしまいました。この壽城が今までに見たことがないお菓子屋さんでとても楽しむことが出来ました。

旅行中は、ずっと子供が米子や境港などを案内してくれたので楽しめました。しかし、子供が案内してくれることで子供の好みの場所ばかり観光して自分たちが行きたい場所を観光することが出来なかったのが実は残念でした。本当は、温泉でゆっくりとくつろいでいたいと思いましたが、子供が次はここと次々に観光地に連れて行ってくれるので、温泉に入ってゆっくりしていたいとは言えませんでした。

しかし、あんなに小さくて一緒に喜太郎を見て歌ってうた子供がこんなにいろいろな所に連れて行ってくれるとは思ってもおらず夫と二人密かに感動していました。観光した場所は、どこも楽しく食事も鳥取の美味しい物を食べることが出来てとても楽しかったです。何より、子供がこんなに自分達親をいろいろと連れて歩いてくれたことが嬉しかった旅でした。

今までは、親である自分たちが子供を連れて歩く立場でしたがいつの間にか逆になったんだなと思うと何だか嬉しいような寂しいような複雑な思いも感じました。好みに合わせて案内する場所も考えて車で連れて行ってくれるまで元気に育ち、私たち夫婦も大きな病気もせずに美味しいものが食べられるということの幸せをかみしめ、次は孫と一緒に旅したいね、と贅沢な夢を抱きながら岐路に着きました。